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美術館へ行きました。 [レッスン日記]

アウトプットばかりしていたようなこの夏。

必死にインプットしつつも、足りないものが多い(-"-;)と実感する毎日。


ここらで、行きますか???



…、という具合で、美術館へ行きました。


東京駅前にありますブリジストン美術館(≧▽≦)ゞ



絵を見るなんて、久しぶりですヽ(´∇`)ノ

しかもですよ!


なんと!!!

『ドビュッシー 音楽と美術』


わぉ☆


行かないわけにはいきません( ̄‥ ̄)=3=3



今年2012年は、ドビュッシー記念イヤー♪♪

よくある生誕○○年、というものです。



でも、このような節目の時に様々な企画があり、より深く、または新しく知ることが出来ますから、『よくある』なんて、言ったらいけませんね(笑)



反省(-.-;)



仕事の合間に時間が出来たので、行きましたが、パッと観て終わるようなものではなく、見応えがありましたφ(..)


ドビュッシーにゆかりある画家の絵画や彫像ですが、やはり第一印象は。


繊細。



の一言に尽きます(°□°;)



ビビットな色はほとんどなく、淡い色が微妙に変化して濃淡をつけています。


光や影を扱うもの



写真のように、まるでそのものの景色が存在するようなリアルな世界


はたまた理解不能(笑)な謎の抽象画(;´Д`)


…描かれているのは、女性ばかりです。


ふくよかな女性ばかり。


女性の美とは…(=゜-゜)(=。_。)


考えさせられましたょ、トホホ。



またあまりにも女性ばかりなので、有名になった『ダ・ヴィンチ コード』の説♪♪ドビュッシーは、シオン修道会総長だった!



という、女神崇拝を思い出しました。


ドビュッシーがぁ?
ホントに?


(・◇・)?


小説を読んだ当時に、作曲家の名前が出るなんて、思ってもなかったですから、驚いて、興味がわいて、ドビュッシーの研究で有名な『青柳いずみこさん』の本を読み漁りましたもん。



でも、結局分かりませんで、謎のまま〜♪♪


うーん、ミステリーだわ(*´∇`*)


どのように絵画を観るかは、人それぞれですが。


私は、あまり詳しくないのと、そんなに行った事がないので、ものすごく素人丸出しで観ています。



好きかそうでもないか。


嫌い…とまではありませんが、これが芸術品(゜∇゜)


分からない。


しょっちゅうです。



反対に。



これは何だか好き〜、とかキレイ、とか、分からないけど凄いとか、色々あるもんですね(*´∇`*)



そのうち、なぜ好きなんだろうか?


題材?
色使い?
構図?


など、それらしい事を考えるので不思議ですね。



ドビュッシーは、音の画家と呼ばれます。



和音の響きをとても大切にしましたし、計算されつくしてあり、一つの音に対するこだわりがあるように感じます。


難解な音楽もありますが、全部ドビュッシーにとっては、明確なものの表現なんだろう、とも感じます。



昔よりも理解出来ることも増えましたが、まだまだつまらない…曲さえあります。。。


ナイショ(笑)



ドビュッシーを弾いていると

『なんだその汚い音は(;`皿´)』


『違ーう(;`皿´)』


そんな声が聴こえてくるようです。。


練習は長時間になることが多々…、疲れてきたり、うまくいかない時は、こんな妄想をするんですよ( ̄▽ ̄)v



ドビュッシーの自筆譜もありましたが、細かい五線紙に小さな音符♪♪


これじゃ、小さすぎてパッと見て弾くのは無理ねぇ、周りからはそんな声も聞こえましたよ(笑)



とにかく細かい人のようです。



全体としてはキレイな楽譜で、ベートーベンとは違います!



実際に住んでいたお部屋の写真がありましたから、何を好んでいたのか、写真やら実物やら盛りだくさん。



東洋の美と、アールヌーヴォーの曲線に魅了されていたようで、質素な生活だったと言われていますが、やはりこだわりの物に囲まれた部屋のように見えました。。


こんな細かくて、自分の趣味を並べて、キレイにしなきゃいけないなんて。。


奥さん、大変そう(¬з¬)


あはは。
ドビュッシーさん、ごめんなさい。



ドビュッシーのコレクションの中には葛飾北斎の冨嶽三十六景や、歌川広重の東海道五十三次があったり、浮世絵があったり、日本とのつながりも感じます、なんだか嬉しい(*´∇`*)




嬉しかった事がさらに一つ。

『牧神の午後の前奏曲』

の絵画を観たこと。



今年のニューイヤーオペラ♪♪


以前書きました通り、私も一応チェックφ(..)


その中で、この牧神の午後の前奏曲を取り上げていました!


今回の美術館で、当時の衣装と振り付けで!という事を、ニューイヤーオペラがいかに忠実に再現したかを実感☆★


奇抜な衣装と、バレエというには(@_@;)斬新な振り付け、、加えてまどろみのある音楽。。。



眠くなるには、三拍子が揃いすぎており、初回はすぐに(-_-)zzz



数回チャレンジして、ようやく最後まで。


でも、今回の美術館で全てがつながり、楽しく見ることが出来ました♪〜θ(^0^ )



会場では、ドビュッシーのピアノ作品も流れていて、やっぱり簡単には理解出来ない曲がありますが、理解して弾いたら、何か違う世界があるのでは?と思いました。。。



少し、成長でしょうか?


すぐに演奏する予定や、勉強課題にはありませんが、これからのどこかで、またドビュッシーと向き合おう!



そう思った1日になりました。


帰りには、もちろんハガキを大量に購入!




やっぱり一番のお気に入りは、ルノワールでした。



あたたかい色合いと、ピアノ、惹かれます。


この美術展は、今度の日曜日までです!


たまには絵を観るのもいいですね(`∇´ゞ
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コメント 2

ひでまる

あやさん、おはようございます。

美術展行かれたのですね。
初夏の頃から開催されていて、あやさんに教えなくちゃと思っていたのですが、すっかり忘れてました(+_+;)
出張の際、前を通るのですが、何で美術館でドビュッシー?と思っていました。
生誕150年のイベントだったのですね。

憾でも苦労されていましたが、よりよい作品に仕上げるには、時代背景や作曲者の心情を理解することも重要なんですね。

そのためにはインプット。大切ですよね。
いろいろな経験や教養を積み重ねることで人は成長しますし。
入るものが少ないと、アウトプットも限られてきますものね。

ダ・ヴィンチ・コード、ダン・ブラウンの作品は夢中になって読みましたが、ドビュッシーの記述は記憶にありません。
シオン修道院や女神崇拝、マグダラのマリアなんかは覚えているんですが……

週末にまた読んでみます。

by ひでまる (2012-10-12 10:30) 

なぐもあや

ひでまる様

ダ・ヴィンチ・コードの中で、ドビュッシーに深く触れているところは
ないんです。ですが、歴代総長が記してある、機密文書の名簿に
出てくるんですよ!!

詩人、画家、などエネルギーに満ち溢れた人との接点が
あったでしょうし、ドビュッシーの音楽を聴くと、ん???
もしや・・・・!!!

と、期待しちゃう自分もいます。

久しぶりの美術展、とても有意義でした。
また、行きたい、と思っております。
by なぐもあや (2012-10-15 21:08) 

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