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歴史認識・?? [読書]

しばらく、本から遠ざかっていたのですが、ゆっくり時間をかけて一冊音楽史の本を読みました

クラシック音楽意外史

クラシック音楽意外史

  • 作者: 石井 宏
  • 出版社/メーカー: 東京書籍(株)
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 単行本

高校に入ってから、初めて音楽史をきちんと勉強し始めた私。おおまかな歴史を学んで、大学に入り、さらに深く広く・・・という状態でしたが、なんせ大学の授業。大勢の大きな部屋で著書をひたすら読むだけの先生もいれば、本なしにただ知識をじゃんじゃん話す先生(こちらの先生、私は大好きでしたが、ある程度の知識がないと、キツかった~~)、本当に色々な講義でしたが、自分でしっかり復習なりたくさんの勉強をしないと、とてもじゃありませんが、たくさんありすぎました・・・

 歴史は好きでしたが、ピアノ意外のジャンルや、嫌いな現代曲の講義はやはりどこかうわの空で、全然身につきませんでした。それが、いまだに続いています・・

 ですが、卒業して音楽の道に入ってからその知識の必要さも痛いほど実感しますし、楽しめるようになってきました。色々な本を読みますが、今回はクスっと笑えるちょっと、変わった??本でした。

 すごく自分のポリシーや考えをこれが絶対!!正しいんだ!!!っと主張していて、それが嫌味ではなくて、ばっさりすっぱり、ここち良いほどの切り口です。だからでしょうか、何だかぐいぐい引っ張られました。有名な作曲家のことも、おだてて賞賛するだけではなくて、事実にもとづいて、独自の研究にもとづいて、しっかりと述べられています。もしかしたら、違う、とかいう方も(読んだら)いらしゃるかもしれませんが、なんだか、すっきりしたな~~~~

 しばらくは本から遠ざかっていましたが、また少しずつ読みたくなってきました。

次はこちらを読む予定・・・・

天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔 (上) (角川文庫)

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/06/08
  • メディア: 文庫


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室内楽入門?? [読書]

ヴァイオリニストの音楽案内 クラシック名曲50選 (PHP新書)

ヴァイオリニストの音楽案内 クラシック名曲50選 (PHP新書)

  • 作者: 高嶋 ちさ子
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/10/15
  • メディア: 新書

普段、ピアノかもしくは有名ところを勉強がてら聞くわたしにとって、室内楽はなかなか足を踏み入れない分野です!!!コンサートも、ピアノ三重奏、とか四重奏とかはめったに行きません。一度にやっていれば、聞いていたかもしれませんが・・・・。

しかも、あんまり耳にしない曲が多いので、ほとんど知らずにここまで来ちゃいました

 そんな自覚すら持たなかったわたしですが、この本を読んで、へ~~そんなかっこ良いなら聞いてみようかな?と思う曲の情報がたくさんありました

 個人的な意見が載っているのが、私にはおもしろかった、といいますか参考になったといいますか、実際にこんな雰囲気とか書いてあるのが選びやすいのかもしれません。メモしちゃったし誰かにコレ良いよ!とか、これ好きなんだ~♪と言われると、聞きたくなるというか、ズラっと並んでいると分からないから、ちょっとした情報は嬉しい

 たとえ、想像や書いてあることと違っていても、自分と比較できたりするから、ただ何年に作られて、とか書いてあるよりよっぽど楽しめる。

 で、すんなり読めたので、今はこちらを手にしています

知識ゼロからのクラシック入門

知識ゼロからのクラシック入門

  • 作者: 高嶋 ちさ子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本

 ま、、ゼロ・・・ではない私だとは思いますが、でもきちんと聞いていない曲とかがあったりして、恥ずかしい・・・なんて、反省もまたしています最近は、リズムを意識して練習することが多いので、近代・現代の作品を好んで聞くようにしています。私自身、テンポと同じくらい、しっかり意識して練習しなくてはいけないリズム。

 こないだ打楽器と共演して、さらに実感・・・。

音楽の3大要素・・・いまさらながら・・・・

 ①メロディー(旋律)・・まあ、当たり前ですけどね。

 ②リズム・・・・・ただの音の並びになっちゃいますからね。リズムがしっかりしているとかっこ良いんですよね~~!!! 

 ③ハーモニー(和声)・・・これでセンス、作曲家の特徴がもろバレですしね☆

 

 楽譜を一通りに演奏して、音を間違えない限りは、①と③はクリア=・・で、問題はリズムなんですけど、正しかったとしてもリズム感やノリが無かったりして、すごく大切なはずなのに、おろそかになっていたり、練習が甘かったりするリズム。つい、強弱や、テンポ、音質のほうを優先しがちになっています。ですから、最近ようやく、大切に大切に、したいな、と思います。これが出来ると聞いている方も違うんです。楽しめますし、揺さぶられるんです

  そんな事をイヤでも考えさせられるCDがこちら。

夜間飛行

夜間飛行

  • アーティスト: 寺井尚子, 北島直樹, 細野よしひこ, 成重幸紀, 中沢剛
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD

これは、今月松戸で共演したヴァイオリンの三木ちゃんが教えてくれた一枚

ラ・クンパルシータが載っているとのことで、聞いてみました。そのほかももちろんの事、素晴らしいです。流れているのに、優しいのに、必ず底辺に刻まれているリズム。素敵ですクラシックの私も聴きやすい音楽ばかりです。それに、何といっても、ヴァイオリンの音が様々で、すごく心地よい音なんです。

 よく分からない私でも、雑・・・粗いよ、あなた・・・っていう演奏多いんですよ。

アドリブでも、速弾きだとしても、これくらいに素敵な音色で聞かせてもらうと、文句なしにかっこ良いです。圧巻です良かったので、もう一枚、こちらも聞きました。

ドリームダンシング

ドリームダンシング

  • アーティスト: 寺井尚子, 北島直樹, 成重幸紀, 細野よしひこ, 中沢剛
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/01/26
  • メディア: CD

こちらは、「マイウェイ」だったり、「☆に願いを」が、おしゃれに、大人に仕上がっています。

静かな夜更けにぴったりの極上の一枚です。私はマイウェイは、大好きな曲なので、何で聞いてもいいんですが、ヴァイオリンも素敵だな~♪と改めて思いました。そして、星に願いを、も本当にキレイな曲ですね!!!再確認できます。

 以前、連弾でやった「ハバネラ(ビゼー作曲)」も収録されていますが、やはりリズム感の大切を考えざるをえません。柔らかさ、とリズム感、課題にして練習していきたいな、と思います。


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読書の秋 [読書]

残暑が厳しかった三連休・・・わたくしは、いつものごとく、仕事の毎日でございました

有難いこと・・嬉しいことでございます。

電車移動中はもっぱら読書か、音楽を聴いているか、に限ります。家にいるよりも、外にいる方がそういう勉強をする気になるのですから不思議少しでも、世間の夏から置いていかれないように、夏のオススメ図書を読みました。。。

 ひとつは・・

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

  • 作者: 滝本 竜彦
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 単行本

こちらです。角川書店がオススメする本の中にありました。著者の初めての作品らしいです。絵にあるような秋葉系っぽいお話ではないような、あるような・・・???少女が謎のチェーンソー男と毎晩戦いを繰り広げる・・・そして、ある普通の高校生が少女を応援する・・という内容です。が、わたくし、最後まであまり意味が分からず、内容をそのまま受け止めるのか、はたまた深く推察するのか、悩みましたわ。しかし、結論は出ず・・・

 もしかして、もしかして、もしかして、青春ってやつを理解できなくなっているの~~~~~~!!!

 と、思った次第ですま、それも仕方のないことですから、好みもあるでしょうし。

 青春真っ盛りの方に感想を聞いてみたいものです角川書店のホームページにこの本のオススメコメントなどが載っています。全然ついていけなかった私とは対照的なコメントです。興味のある方は、みてみてください。

 

 そして、もう一冊。

新版 オーケストラ指揮法 すべての心をひとつにするために

新版 オーケストラ指揮法 すべての心をひとつにするために

  • 作者: 高木 善之
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

こちらです。指揮者の心情や、実際に指揮する際のポイント。音楽の作り方などが、わかりやすい文章で載っています。具体的にというよりは、心意気と申しましょうか、気持ちのあり方のようなものが中心です。やはり、価値観や考え方にはそれぞれあるでしょうから、全て書いてあることを、受け止め、正しいとすることは無い、と思いますが、参考に、という点においては、納得させられることが多かったです。

 

  特に、最近色々な場所で、良い音楽を作っていこう、という機会にあると、無意識のうちに考えているものだ、と実感します。こちらは一日もかからずに読破できるくらい、読みやすい文章です。

  なかなかでございました。

 

 そして、もう一冊。。。

ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺 (集英社文庫)

ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺 (集英社文庫)

  • 作者: 田中 啓文
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 文庫

2巻から読み始めたのですが、この1巻も裏切ることなくとても、おもしろく読めます。

あとがきに、書いてありましたが、この本と以前も書いたドラマ「タイガー&ドラゴン」の影響で、ここ数年、落語の寄席のチケットが完売する、若者層が寄席に足を運ぶ、などの効果が表れているそうです。私もそうですが、この本を手にし、実際の噺というものに、触れたくなるんですよね。コレって、昨年からのクラシックブーム「のだめカンタービレ」にも通じていますよね、漫画を読み、ドラマを見て、実際のコンサートへ足を運ぶ、CDが売れる。

 このときに、良いものに触れると、きっと本当に好きになっていただけるんですよね。

だからこそ、常に勉強、精進が必要・・・そんな事もなんにでも共通なんだ、と思いましたまあ、当たり前なんですけどね。。。。

 今週末に、墨田区の合唱祭と、もう一つコンサートがありますから、今はその練習しなくっちゃ。      痛いと思っていた、足の捻挫は完治しました

 正座のように足首をまっすぐにすると、まだ痛いなあ??と思っていたのは、腱鞘炎の影響だそうです。まだまだ、ぺっタンコ靴で我慢の日々です。やっぱりパンツスタイルの時に、ヒール履きたい・・・・後姿を、見れない日です。


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今夜は眠れない [読書]

とっても過ごしやすい気候が続いているこの頃ですが、寝やすくていいですね、ついつい朝寝坊しています。
目覚ましかけずに起きる幸せったら、他に例えようがございません。。
昨日は、夜早めに帰宅しましたので母に作ってもらった冷シャブに温野菜を足して、大好きな冬瓜の煮物と、キンピラごぼうを食べました…ちょっと!あなたいぃ加減に自分で作らないと!とは一応、思うんですけど、水曜に深夜まで収録していた私のことを気遣い、持ってきてくれました(^o^)v
昼までに練習を終えた私は食べ終わると、に久しぶりの自由時間☆最高ですっ☆
迷わず、宮部みゆきさんの「今夜は眠れない」を読みました。なぜか、宮部さんの本は怖い内容が多い気がして…今までは、避けていましたが、知人に薦められて手にしました。

今夜は眠れない (角川文庫)

今夜は眠れない (角川文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 文庫

 


その結果、わたくしのはやとちり、が判明いたしました(//△//)。かなり、さらさら読めて、私は一日で読破しました。身近に感じられる設定なので、主人公に感情移入しやすいです。かといって、入り込みすぎずに、良い距離感が保てますので、どんどん進みました(^^)v
この本には続きがあるそうです。秋の夜長にピッタリですわ。。。
収録前日も、一冊読みました。こちらは村山由佳さんの「天使の梯子」です。天使の卵、という小説の続きです☆

天使の梯子 Angel's Ladder

天使の梯子 Angel's Ladder

  • 作者: 村山 由佳
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本

天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫)

天使の卵―エンジェルス・エッグ (集英社文庫)

  • 作者: 村山 由佳
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 文庫

 

 

 


天使の卵…は私が読んで号泣しました。かなり、衝撃でした。これは私だけの感想ではありません。その証拠に昨年、映画化されました。
もう十年前になるので、今初めて読んだらどうかは、??(?_?)?です。それだけ、青春☆って香りがぷんぷんします。きゅん!となっていたはずです。
梯子の方は、続編なので少し違います。時が経ちすぎたのか、私が冷めているのか、さーーーっと読んで…無、です。
とか言いつつ、読破しましたが(ーー;)こちらは、そんな青春を求める方には、ストライク間違いなしです。大人になった今の私にはちょっぴりスウィートすぎました。
いよいよ、読書の秋が近づいてきます。最近、ずどーん!!!と迫るものから逃げているので、九月の収録が終わったら、いってみよう!と思います。


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落語の世界 [読書]

久しぶりに本を読みました

田中啓文さんの「笑酔亭梅寿謎解噺」です

ハナシにならん!―笑酔亭梅寿謎解噺〈2〉 (笑酔亭梅寿謎解噺 (2))

ハナシにならん!―笑酔亭梅寿謎解噺〈2〉 (笑酔亭梅寿謎解噺 (2))

  • 作者: 田中 啓文
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本

2とありますとおり、これは続編です。1巻を読みたかったのですが、なかったので先走って2巻を手にしてしまいました・・・。落語の実際ある噺のあらすじのようなものが最初にあって、それを上手く使って小説が書かれていますが、すごく読みやすいです。私自身、落語の噺は「まんじゅうこわい」くらいしか、知らず、寄席に行ったこともありませんでも、なんか想像出来て、絵を思い浮かべられて、スラスラっと読めちゃいます。本を読んだ・・・というよりも、漫画を読むようなリラックス感がありました

こりゃ、早く1巻を読まなくてはね

  しかし、読んでいて以前放送されたドラマを思い出しました。たしかTBSで放送された宮藤官九郎脚本の「タイガー&ドラゴン」です。あれも、落語の世界を描いていて、毎週噺を基にドラマが繰り広げられていました。いつも、あまりドラマは見ませんが、あれは見ていたんですよね~~~~

  以前、原宿にあるホールで、「洋楽寄席」というコンサートに出演させていただいたことがあります。普通のコンサートの司会を、噺家さんが担当してくださり、演奏後に出演者とトークをする、という内容です。前半と後半の間には、噺家さんの寄席を聞くという時間もありました。なにかしら、接点はありましたが、まったく無知なままここまで来てしまいました。

  もう少し、勉強して、覚えたら一度生で噺、聴いてみたいな、と思わせる本です

 なにか、音楽にも通じるところがありました。。。。

ちなみにコレが1巻↓

ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺

ハナシがちがう!―笑酔亭梅寿謎解噺

  • 作者: 田中 啓文
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 文庫


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第3の時効 [読書]

昨日、今日と川崎へ行ってきました。

古渡先生(声楽家)の生徒さんや、指導されている合唱団のみなさんの発表会が今週末にあり、私はその伴奏をさせていただきます一体、何人になるんでしょ・・・。

たくさんいらっしゃるので、伴奏といってもかなりの大仕事ですまたもや、練習に追われています。

でも、こうして伴奏させていただくおかげで、ずいぶん曲を知りましたし、勉強させていただいています。それに、皆さま一生懸命なので、すごくエネルギーもいただいています。

 一年一年、どんどん成長し、上達し、楽しんでいる姿は、素直に尊敬し、将来私もそのような大人になりたい、と思うのです皆さま、色々な事情があったり、抱えていたりしている中で、音楽があるから頑張れる!とまっすぐに頑張っている姿は、かっこ良いです。

 ですからしっかり私も頑張らなくては

しかし、今日は暑かった~~~~~茹で上がりそうでしたよね~~~~・・・

サウナのようで、練習していると汗がダラダラ出てきます最近ハマっている阿部先生にいただいた「茶ポン」を愛飲しています。水分補給はしっかりしないとね!!!またもや、タンブラーが大活躍です。

 今日の練習曲

夢路より(フォスター)・いい日旅立ち(谷村新司)

叱られて(弘田龍太郎)・波浮の港(中山晋平)

すみれ(スカルラッティ)・私を泣かせてください(ヘンデル)

オーソレミオ(カプア)・セレナータ(トスティ)

ふるさとの(平井康三郎)・樹木の陰で(ヘンデル)

恋とはどんなものかしら(モーツァルト)

帰れソレントへ(クルティス)・やさしききみ声に(ポンキェルリ)

アンコーラ(トスティ)・アニーローリー(スコット)

楽に寄す(シューベルト)・誰も寝てはならぬ(プッチーニ)

アデーレのアリア(ヨハン・シュトラウス)・氷のような姫君様(プッチーニ)

勝ちて帰れ(ヴェルディ)・アヴェ・マリア(グノー)

ゆく春(中田喜直)・エウリディーチェを失って(グルック)

サルビア(中田喜直)

そんな追われる私の息抜きの読書。

今宵は「第3の時効」という短編集のようなものを読み始めました。

第三の時効

第三の時効

  • 作者: 横山 秀夫
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/03/17
  • メディア: 文庫

刑事ものです。結構、ドキドキしています。まだ一話して読んでいませんが。暑い夜にはいいかも


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となり町戦争よむ。 [読書]

昨日、読み終えましたが、しかし、私の頭ではイマイチなんだったのか理解できず、最後は・・・あれ?これってラブストーリーなの???みたいな空気にテンションが下がりました

 全体的に、白黒ハッキリさせた文章の作りではなく、言葉は具体的ですが内容が抽象的で、グレーなかんじが続き、主人公がそういう感情だから読者にも、という技なのかもしれませんが、読んでいる私は話に入り込む、よりは客観的に見ていましたので、温度差を縮められないままに終わりました

 

 しかし、そのような書き方がすきな方もいらっしゃると思います。私は白黒ハッキリ!!タイプでしたし、実際にそれを想像しておりましたので、☆(星ひとつ)という結果です。

  この次には以前に最年少で芥川賞を受賞して話題となった綿谷りささんの「蹴りたい背中」を読んでおります。

蹴りたい背中

蹴りたい背中

  • 作者: 綿矢 りさ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2003/08/26
  • メディア: 単行本

先週末より私は、岡先生の門下が毎年行っている連弾と二台ピアノのコンサートのプログラムと解説集を作成しております。パソコンと格闘している時間が多いので、今度は読みやすい文体がいいな、と思い選びましたおそらく、今日寝るときに終わるのでは・・・と思われるほどに一気にいけそうな予感がしています。中学や高校生の話なので、遠い昔のことですが、繊細だったあの頃はこうだったわね・・と、振り返りながら、読んでます。

 今日、一応、プログラムやタイム表も完成したので、後は業者に頼んで印刷に入ります。

最近はメールに添付してメールでやり取りして、完成品は郵送してもらえるので、本当に助かります。私はインファンテのアンダルシア舞曲と、ドヴォルザークのスラブ舞曲を演奏予定です

 解説も調べ終わって、メトロノームの練習に入りました。細かいところ詰めていかなくちゃ~

 


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となり町戦争 [読書]

毎年、夏になると本を読みたくなる。小学生の時、オススメ図書の一覧をもらって全部読破するのが、ひそかな目標だったのが未だに続いています。
大きな壁であったコンサートが一段落して、夜に何をしよぅかなー?と考えるゆとりができたからかもしれません!!!

以前から読むつもりだった奥田英郎さんの「ガール」。読み終わりました。

ガール

ガール

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/01/21
  • メディア: 単行本

 

帯にOLに支持されていると書いてあったので、妹にプレゼントしていました。要は30代半ばを迎えた独身、バツイチ女性を描いています。しかし、自分の考えや仕事にプライドを持ち、誇りを持っている素敵女子のお話です☆
私は会社組織とは縁なく生きていますから、リアリティは感じませんが、もしこれが現実にあるならば、なんて大変なんだろう!なんて頑張りやな人たちなんだろう!とエールを送りたくなりました。
これまでの作品同様に、ガールも読書後に暗くなりません。前向きになる感覚が楽です。はぁ、読んだ!と満足感はないかもしれません。短編集ですからね。
ですが、一気に読めます。
この勢いは強いものがあり、「笑う招き猫」も読み終わりました。

笑う招き猫 (集英社文庫)

笑う招き猫 (集英社文庫)

  • 作者: 山本 幸久
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/01/20
  • メディア: 文庫

 

こちらはお笑い芸人の女二人組の話しです。二人がぶつかりながら、悩み、苦しみ成長していく過程を描いています。単純に、ネタなどを見ている気分になり、応援している自分に気がつきますよ。読書が苦手な方にもスルッと入っていただける、入門編!のような本でした。

さらにさらに、わたくしの読書熱は冷めることなく、「カルチェ・ラタン」も読み終わりました。

カルチェ・ラタン (集英社文庫)

カルチェ・ラタン (集英社文庫)

  • 作者: 佐藤 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 文庫

 

こちらは、フランスが舞台の貴族や市民を巻き込んだ謎解き要素がふんだんにある、一種のアドベンチャーです。
ドキドキ感が味わえます。私はすごく楽しみながら読めました(^0^)/ 分厚いので読んだ感は確実に味わえますわよ。でも、重量感はありません!ホラーではないですが、トンチのきいている?ようなスッキリ気分が待っていますから暑い夜にはオススメです。
今日の夜からは、となり町戦争を読む予定です。楽しいといいな。

となり町戦争

となり町戦争

  • 作者: 三崎 亜記
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 文庫


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今度は本でダヴィンチ・コード [読書]

先日、映画「ダヴィンチ・コード」を観ましたが、それが思いの外、興味をそそられまして本に手が出ました。しばらく、本屋さんにも足を運んでいませんでしたが、久しぶりに読書の時間が戻ってきました

 上巻を読んでいたら、もう早速江に画ではよく理解をしていなかったことがたくさんありました。

やはり時間的、映像的に難しい点があったのでしょう。観てからなのでより詳しく分かりますですし、文体も読みやすく、想像していたよりも楽に物語の世界観に入っていくことができました。

 そして同時進行して起きている様々ま出来事が、章で分かれていますので、理解もしやすいものです。寝苦しく暑い日が続いていますが、なんだか頭はひんやり出来そうです。パリの様子や、ルーブル美術館の記述が多く、旅行雑誌を手に読んでいます。そうすると、いつか行きたいな、なんて思います。

 ・・・といっても、美術は詳しくなくて、何が良いのかイマイチなのが、正直なところです。

でも、好きな絵を見つけて、絵葉書を買うのがお決まりのコース。伊香保温泉や、福島のハワイアンセンターに行ったときも近くの美術館によりました。唯一、香川、神戸、岡山への高校時代の修学旅行で行った竹下夢路さんの美術館では買いませんでした。当時の私には難しすぎて、よさが分からず、う~~~ん、どうしたもんか、と困りました。見返り美人や、日本の美しさのようなものが、私の感覚とはかなり違っていました。

 しかし、よく歌われる日本歌曲の中に「宵待草」があります。この作詞者は竹下夢路さんです。非常に美しく、はかなげな素敵な曲です日本歌曲の持つ、その魅力をもっともっと知って、勉強していくと、こういう美術の感覚も変わっていくのか、と思います。

 明日は、武蔵野大学にて合唱のコンサートがあります私はその中の団体の伴奏を務めます。全団体の全体合唱や、学生の合唱など年代も、選曲も幅広いものです。頑張ります

ダ・ヴィンチ・コード(上)

ダ・ヴィンチ・コード(上)

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/03/10
  • メディア: 文庫


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ガール買う。 [読書]

伊良部先生(奥田英朗さんの本シリーズの主人公)にハマって以来、なかなか本を手にすることはなかったけれど、昨日、久しぶりに新刊を買った。

同じ奥田英朗さんの「ガール」・・・前から気になっていて、・・というのも、帯に10万部突破。OLの絶大な支持を・・と書いてあったから。私は会社組織とは無縁でここまできましたが、ほとんどの方が経験する社会にはさすがに興味はある。大変さも比べ物にならないくらいなんだ。とは想像もつく。また、妹はOLさんですから、話を聞いたりする中でしか分からない。

 中学、高校、大学、専門、短大、そして社会人の道を歩むわけですが、音楽を専門としてきた私には知らない世界があるだろうし、そういう方々がピアノを習う上で、ピアノや音楽をどうのようにとらえたり、むきあったりしているのかな~と最近思うようになった。

  受験や、厳しい競争社会の中で、絶対やらなくてはダメではないし、必要とは言い切れないし、でも音楽はあると豊かにしてくれるもの。そのヒントになればいいな、と思って手に取った。

 まずは、妹に読んでもらって、感想を聞いてから読んでみたいと思います。

  あと、ピアノ・エレクトーンの講師として活躍されている方のレッスンガイドのような本を読んでいました。具体的なアドバイス方法や、先生の選び方、教材の生かし方等、「へ~~」「なるほど!」と思うことがたくさんあった。参考になることもたくさんで、楽しい。もう一回見直して、生かさなくちゃ

 

ガール

ガール

  • 作者: 奥田 英朗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/01/21
  • メディア: 単行本
もっとウキウキ ピアノ・エレクトーン上達法

もっとウキウキ ピアノ・エレクトーン上達法

  • 作者: 松本 玲子
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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