カメなんです。 [レッスン日記]
数年前まで、父と母に連れて行ってもらって、苗場でスノボーのお正月を迎えていました。なかなか休みを取りづらかったのと、たいまつや、花火などお正月ならではの雰囲気に包まれたスキー場は、とても楽しいものでした。
しかし、年明けの仕事があり練習をしなくてはならず、ここ最近は家で過ごすお正月になっています。
今年は、年始の近いをきちんと守り、朝はお雑煮を作って、簡単おせちと、買ったおせちを並べて、手作りご飯を味わっています。今回は、味付けもうまくいって、なかなか好評でした私もやれば、こんなもんよ
ご飯を食べて、掃除をしてからテレビをつけると、昨年ハマった「のだめカンタービレ」の再放送がしておりました思わず、見ている時に、2度目ですから、昨年には気づかなかったこととかも出てくるんですよねこのドラマは、全てBGMも、クラシックが使われていますが、悲しいかな・・・・あれ?なんだっけ、とか、これはオリジナルかな??と、分からない時もあるんですよ、音の出る辞書があるわけではないですから、調べる術もなく、そのうち忘れるんですけど、嬉しいことに、少し曲の知識が増えていることに気がつきましたイヤッタ~~~~~
・・・というのも、特に画期的な勉強など何一つしていなくて、テレビでのクラシック番組を見るようになっただけなんです・・・恥ずかしながら
先日は、N響の番組でデュカス作曲の「魔法使いの弟子」と、リヒャルト・シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲルのいたずら」が解説付きで放送されていました前者の魔法・・・の方は、ディズニー映画の「ファンタジァ」で使われていて、高校時代に友人と見たことがあります、その時のインパクトでなんとな~く、覚えていました。ファゴットの音って、なんだかあったかくてユーモアがあって、素敵☆と改めて発見後者のいたずらは、高校・大学の音楽理論の先生の顔を思い出す、不思議な曲です。
音楽理論の先生は、漫画「のだめ」の音楽監修をしている大澤先生です。すっごく変わっているんですけど知識はすごくて、オーケストラの曲もヴァイオリンの曲もなんでも、この和音の使い方が素晴らしい、とかこの作曲家の特徴なんだ!とか言いながら、ピアノをバリバリ弾くんです。その親しみやすさと、すごい知識で大人気だったんですけど、私も先生の講義は大好きでしたその先生がたぶん、好きだった??というか、きっと「大事だから勉強しろよ!」という意味で、講義をしてくださっていたのが、ティルのいたずらだったんですよ、音楽も聞かせてくださった、と思います。交響詩というジャンルを得意として、「ツァらストラはかく語りき」など他にもたくさん作曲しています
でも、私にはどうも子守歌みたいで、全部を聞く前にいつも眠ってしまいます・・・
今回の放送でも、魔法使いのほうは、大丈夫なのに、ティルが流れて「坊主になって説教する場面」の音楽あたりで異常なる眠気に襲われて、落ちるんです、、、なんで~~~~~。。。
でもでも、今年こそはとしつこく何度もトライしたところ、起立したまま聞いたらなんとか最後まで聞けましたでも、一度克服したら、もう大丈夫でした。二度目からは何度聞いても寝なくなりました~~~。やった~~~。そしたら、オープニングがしっかり使われていましたね♪♪♪真澄ちゃんのテーマみたいになっていましたのだめの失恋場面は、クライスラーの愛の悲しみなど随所に流れていて、それを探すだけでも、楽しいです。
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
- アーティスト: ブロムシュテット(ヘルベルト), ドレスデン・シュターツカペレ, R.シュトラウス
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/12/22
- メディア: CD
- アーティスト: 佐渡裕, フランス放送フィルハーモニー管弦楽団, ロザンタール, ビゼー, オッフェンバック, デュカス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/01/21
- メディア: CD
楽しんで、オケの曲も聞くようになったり、合唱やコーラスグループの伴奏をするようになって練習に参加するようになり、低音がしっかり鳴ると安定感や安心感を感じるとか、同じ旋律も楽器が変わると色合いが変化して、飽きないとか、本当はもっと早く知っていて理解して演奏していなくてはダメだったんだろうけど、頭では私もわかっていましたよ、でもなかなか真の意味で理解するまでは、ものすごい時間がかかりました。まだ、きちんとは理解していないかもしれません、ええ、おそらく理解し始めたんだと思いますそれでも、ちょっとでも、分かるようになってきたことで、ピアノの曲にしてもこの音出したいとか、これは何の楽器の響きかな、とか左手のここはもっと大きくとか、ちょっぴり練習も変化してきました。
そうすると、ダメなところばかりが耳について、ああ~~~~!!!
と、なってお茶して、またピアノへというかなり、恐ろしい雰囲気だそうです・・
こうなった私に、家族は見ないフリ・・・・。まあ、当然ですけど。今日は、アメリカ音楽をテーマにしたコンサートに向けて、CDの物色をします。
- アーティスト: 小原孝, 河原忠之, ガーシュウィン
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1998/03/18
- メディア: CD
このCDは、二台ピアノなども入っていて、すごくお得感を得ました。やっぱりリズムが大切なんだな~と思う一枚です。
でも、オーケストラや吹奏楽で聴きたいな、なんてちょっと他の楽器を夢みてしまいます。
コメント 0