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ナタリー・ショケット [音楽会・コンサート・リサイタル]

昨日、私はコンサートを終えた安堵感から、目覚めたらお昼・・・それでもゆっくりご飯を食べてボーっとして過ごしてました。

 15時くらいから、さすがに次の稽古もあるし、本番もあるし、はあ・・・休みたい・・・とは思いつつも

コンサートに参加できるきとが本当に幸せなので振り絞って、ビタミン剤を飲んで練習に取り掛かりました。まずは、2月11日の伴奏の曲から。。。それにしても、弾いても弾いてもなかなか全曲終えません。多いのよ、、、量が・・・・・。

 しかも一曲ずつをしっかり弾かなくてはダメなので、ゆっくり確認をしながら、和声を聞きながら味わいながら、ブレスを感じながらさらっていきます。そして、一通りさらったら、次はメトロノームでの練習。ズレる所をチェックして、楽譜に記入しながら体にしみこませていきます

 そんな事をしていくと、やっぱり疲れて喉も渇いて、少々休憩。。。。

 雑誌を見たりして、頭をリセットしたら次は今週末のボランティアの練習。こちらは志保さんと病院で演奏する曲なので、どちらかといいますと、かなり親しみのある聞いたことある曲ばかりを予定しています。ですが、連弾ですので、バランスや強弱への意識がとても大切なのであわせの時の感覚を思い出しながら、仕上げていきます。

 昨日夜は、以前から勧められていたナタリーショケットさんのリサイタルでした。

オペラシティのコンサートホールにて行われました。フレンチカナディアンのショケットさんは女性です。日本生まれらしいですよ、この方。そして、なぜ勧められたか??と申しますと、爆笑のステージを繰り広げるからなんです・・・といいましても、ただ企画がおもしろいとか、縁起がおもしろいとか、そんな事のみではありません!!!とにかく、歌だけ聞きましても、素晴らしいんです美しい声に、コロラトゥーラソプラノですので、流れるような軽やかな音楽。考え抜かれた衣装。度肝を抜かれる身体能力。

 だってだって、3点倒立をしたり、体操しながらうたったり、客席に下りてきて歌ったり、すごい。しかも今回は各国にちなんだ作曲家や名曲を並べているので、歌うときにその国の人になりきるんです。ですからもちろん、曲紹介も、設定もその国の言葉で話します。英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、日本語、イタリア語、ドイツ語、全部話して、しかもただ話せるのではなくって、アクセント&空気をかもしだし、いかにも!!な雰囲気がプンプンでて私たちを笑わせてくれます

 でも、歌いだすと、その言葉の大切さ??といいますか、その国の言葉からくる曲の雰囲気がつながっている事を気づかされます。そしてただ歌うのでさえも難しいはずの曲を、動きながら軽々とやってのけます。時にはお客様をステージに上げたりしますが、歌はまったくブレません!!

 すごすぎる・・・・・

 でも思ったことはただ一つ。

 

 私にゃ、無理だわ・・。

 楽しいし、笑えるし、感動するけど、私の目指す方向ではないかな~と感じました。でもでもここまでお客様を思い、楽しい音楽を提供し、技術を磨き、感動させることは本当に素晴らしいです。

 そのセンスの良い笑いには脱帽しますよ、ぜひぜひオペラや声楽が苦手・・という方に見せたいです。

 ただ、こんなに笑わせるにはセンスが絶対必要。私はないのが分かるから、私には違う形を追求しなくてはダメだと思いました。でもまた来日したら聞きたいです。

 エンターテイメントです。これこそね。

 帰宅してもなお、頭はコンサートの映像でいっぱい。すごかったな~~~~~。涙流して笑っている方がいっぱいいました。

 あ~~楽しかった


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